水処理用マルチサイクロンとは

マルチサイクロンというと真っ先に重い浮かぶのが、吸引力の落ちない掃除機ではないでしょうか。

本格的に知られるようになったのは、大手海外メーカーの掃除機からですが、マルチサイクロン技術は。以前から業務用に利用されていました。例えば食品工場や化学品工場、金属加工工場や木工工場など、たくさんの粉塵が出る製造現場で集塵処理する装置として採用されており、その吸引力は家庭用掃除機と比較にならないほど巨大です。また躯体も大きく戸建て程度のサイズが一般的であり、基本的に屋外に設置されています。この他にも廃水処理や汚泥処理といった水処理分野でも活躍していて、我々の生活に無くてはならない存在です。水処理用遠心分離機のマルチサイクロンポンプもあります。

ビルの空調や地域冷暖房設備の冷却水を外気の力で冷却するクリーニングタワー(冷却塔)や井水(地下水)などで、水質改善に利用されています。その仕組みは粉塵処理機とほとんど同じです。強力な遠心力を発生させ水と汚れを分離、わずか20μ(ミクロン)の粉塵までを取り除けるため、メインフィルターの消耗を抑えるとともに、長期間使用で生じる目詰まりによる吸水力の停滞を防ぎます。当然ですがマルチサイクロンの遠心分離は、水より重い異物や汚れを比重の違いで分離するため、フィルター不要です。そのためポンプ型マルチサイクロンは、フィルター交換したりポンプを停止する必要もなく、黙々と働いてくれます。

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