節電意識から普及しつつある排熱利用

世界規模で省エネ意識が高まりつつあることから、各企業はこれまでの便利な生活を維持しつつも省エネ及び環境負荷を考えた製品作りに着手しています。

そんな環境負荷を考えた製品作りにおいて、給湯と暖房装置において普及しつつある技術が排熱利用です。排熱利用というのは、空気中の熱や電化製品などを使うときに生じる熱を利用することを意味します。これまでの給湯や暖房を機能させるときには、機器に内蔵されたヒーターを用いて冷たい状態から温めるという形です。冷たい状態から温めるということは時間がかかるので、その分だけ大量の電気が必要となります。

そこで排熱利用というのは、空気中の熱を圧縮して取り込むもしくは別の機器で生まれた熱を利用することで電気を大量に使わなくても温められるのです。その代表例として挙げられるのが省エネ機材として人気のヒートポンプであり、これは空気中にある熱を吸収して圧縮し水を温めるという仕組みになります。空気中の熱を吸収するだけに電気を使うので電気使用量を抑えられ、さらに機会が温度調節するのでいたるところに温かいお湯を供給できるのです。

最新式では温かい空気を利用するだけでなく、温度の低い熱を利用することによって夏場の送風にも使われるようになっています。排熱利用の技術はまだ発展途上ですが、環境先進国であるスウェーデンでは家庭から生まれたごみを燃やす際に生まれた熱を暖房に使うという仕組みがあります。このように排熱利用は、これからの省エネと環境保全の取り組みで伸びる分野と考えられるのです。

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